せどりは副業として細々とやっている人が多い業界であると言えます。

せどりは副業が主流?

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副業でやっている人がほとんど?

お小遣いのイメージ

悪質業者のノウハウ販売を見ると、即月収50万円以上可能で独立できるといった内容も見られますが、せどり1本で生活できるだけの利益を上げている人は全体のごく一部です。
業界全体が縮小傾向にあるので、せどりを本業にしている人の比率は減少しています。

 

ほとんどは副業でお小遣い程度でやっています。ほかにも主婦が家事の片手間で行うケースも多いです。

 

せどり業界の現状を考えると素人がゼロから始めた場合、数ヶ月必死に勉強とリサーチ、仕入れのために労力を費やしたとしても月に5万円の利益を出せればいい方です。
せどりで利益の出る商品は一時的なものも多く、売上の安定しにくいデメリットもあります。

 

 

大儲けするよりも少額利益を継続させる方が堅実

 

せどりだけで利益を伸ばすには、あらゆるジャンルに仕入れ先を広げて相応の数をこなさないといけません。
太い仕入れルートを持っていれば良いですが、大半の人は売上を伸ばすために仕入れ基準を下げてしまいます。
全てが思惑通りに売れればいいですが、仕入れ基準を下げれば損失になる商品も増えてしまい結果的に利益率を低くして不良在庫を増やすことがほとんどです。
月の利益を数万円程度の低い金額に設定した方が手堅い商品のみを扱えるため、業績は安定して損失リスクも少なくできます。

 

 

ツールの充実によって慣れれば少ない手間で運営できる

 

せどりにも様々な手法があり、大きく分けて店頭せどりと電脳せどりに分類されます。
店頭せどりは名前の通りお店に足を運んで仕入れをする方法。電脳せどりは仕入れもネットで行います。
せどり用のツールも充実していて、仕入れ商品探しはツールを使って行うことが一般的です。
最初は苦労しますが、慣れてくれば通勤中のちょっとした時間にスマホを使って情報収集や仕入れを行い、AmazonのFBAサービスを利用すれば発送の手間もかかりません。

 

ツールが充実していうので利益の出す商品を見つけるハードルが下がった一方で時間をかければ儲かる商品をたくさん見つけられるというものではなくなってきました。
結果的に本業でフル稼働するよりも、副業など片手間でツールの中から数点だけピックアップしてせどりした方が堅実に儲けられます。

 

全盛期には脱サラして、せどりを本業にしていた人も今では再び働いたり他の事業を始めて副業という形でせどりをしている人が増えています。
サラリーマンの副業のほか、専業主婦が家事の合間にせどりを行うケースも多く、夫婦で協力して仕入れや情報収集と商品の発送をしている家庭も多いです。

 

 

まとめ

せどりは小規模で手堅い商品だけ仕入れした方が安定して低リスクで運営できます。
このページの話だけ聞くと副業なら簡単そうに聞こえるかもしれないですが、そもそも利益を一切あげられずに損失だけ出して退場していく人も多いです。
あくまでも勉強をして必要なノウハウを身につけた結果、本業にはできずに副業で細々とやっている人の多い業界であることを理解しましょう。
将来的にはさらに厳しい環境に変化する可能性があるので、月数万円の利益を目標にゼロから勉強やツール、ストア出品の設備投資を行うこと事態にリスクがあります。
成功するコツは最初から大きな利益を出そうとせずに、仕入れ基準を厳しく管理することです。