ブックオフは実質的な値上げをしたことで、せどりで儲かる商品が店頭から消えていきました。

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ブックオフの対策

せどりの定番仕入れ先として有名なのはブックオフです。一時期は常にブックオフ店内にはセドラーが多数仕入れを行っていて、セール時には店内がセドラーだらけという状況も珍しくなかったです。
しかし、現在はブックオフもせどり対策を進めて、すっかりセドラーを見かける機会は減少しました。
ブックオフの行った対策は、100円コーナーをはじめ価格設定の見直しと10%割引を行うワンデーサンクスパスの廃止です。
一部の店舗では、せどり禁止の張り紙を出してセドラーを取り締まる動きもありますが、実質的な値上げを行い、せどりで儲かる商品をなくしたのが主な対策内容です。

 

 

通常価格で儲かる本が消えた

ブックオフのイメージ画像

せどりの流行した当初のブックオフは100円コーナーの文庫本の中にネットでは400円前後で売れるような本が紛れ込んでいました。
送料を含めても利益が出るため、セドラーは100円コーナーを中心に頻繁に新入庫品をチェックして仕入れをしていました。
しかし、ブックオフも同じ運営を続けるほど単純ではありません。
価格設定時にネット価格も参考にするようになって、店頭価格とネット価格で大幅に価格差のある商品が店頭から消えていきます。
本だけではなく、ゲームやCDも同様の市場調査をした上で価格設定をするように変わっていきました。

 

 

ワンデーサンクスパスの廃止

 

セドラーの大打撃になったのはワンデーサンクスパスの廃止です。
10%OFFになることで、通常価格では利益の出ない商品もセール日に仕入れれば商売の成立する価格になるケースも多く、セドラーから大人気のサービスでした。
もともとせどりブームの終盤には競争も激化して薄利多売でないと儲からないビジネスに変わっていました。
仕入れ価格の10%は大きな差です。通常価格も市場調査を強化するようになったので、昔の10%OFFセールであれば利益が出たけど、今の価格ではギリギリ仕入れは難しい水準という商品が増えました。
ブックオフは通常ユーザーも逃さない低価格を実現し、送料などを含めればブックオフで買った方がメリットのある価格にしつつ、せどりの仕入れには厳しい絶妙な価格設定をするようになりました。

 

 

 

せどりを取り締まりをする店舗

 

一部店舗では店内に「せどり禁止」という張り紙を貼る取り組みをしていましたが、本当に割安な本を探しに来るコアユーザーもいるため、常連客に対して声かけをするのは困難です。
取り締まりを強化している店舗は、機械を使ってあからさまな価格調査をしているセドラーに対して声かけをする取り組みをしていました。
せどりは薄利多売で商品ひとつずつスマホで価格調査を手入力で行っていては採算が合いません。
セドラーはバーコードリーダーを使って商品のバーコードを読み取って瞬時に価格分析を行うツールを活用するのが一般的でした。
こうしたツールを使ったせどり行為に対しては辞めるように声かけをして、何度注意してもやめないお客は出入禁止にする処置を行っています。
堂々とビーム(バーコードリーダー)などを使ったせどり行為は、せどり禁止の張り紙を出していない店舗でも注意されます。

 

それでも儲かるのであれば、新しいツールや手法を使ってイタチごっこの始まるものですが、根本的にブックオフせどりは利益の出る商品が少なくなったため、セドラー達はブックオフから撤退して現在ではほとんど見かけなくなりました。
ブックオフの人気ツールでもあった、せどり風神もサービスを終了するなど、せどりの全盛期が終わった動きをしています。